今のご時世・おススメの暖房とは…??

#空気、躯体暖房

#エネルギーの効率化・無駄を省く

#もったいない!逃げてます。

#おさいふにも身体にも優しい・暖房

 

喫茶店でホットコーヒーを頼むと、
先にコーヒーカップを温めてくれる気遣いがみられます。 

 

 

この、ちょっとした気遣いで温かさが長く続き、

 

ホットコーヒーが更に美味しくなります💛  

 

こんにちは。パナットナカマツです。

和歌山県・紀南地方は紀南と言う名称で常に温かいというイメージがある様ですが、
昔、こんなエピソードがありました。

 

私の後輩が1月に獄寒の岩手から和歌山に来ることになりました。
白浜空港に迎えに行き、ゲートから出てきた後輩を見て

「こいつ、和歌山の寒さ、完全になめとるな

寒い岩手県からと言うこともあるのでしょうか、
なんと彼は長いTシャツ1枚にシャカシャカのパーカーだけの姿で現れました。

「全然寒くない!」と強気な発言をしていたのですが

二日後の帰りには鼻水を流すような状態で一言、

「南国のイメージなのに和歌山半端ないすね!これじゃ岩手より寒いかも😢
と言いながら帰りの飛行機に乗りました。

 

今回のブログはこれから一番寒いシーズンを迎え、
なくてはならない暖房について触れてみます。


【空気暖房と躯体暖房の違い】

冒頭でコーヒーカップを温めるお話をしましたが、ここからの話に大きく関係してきます。

一口に暖房と言っても大きく分けて2つあります。

1つが電気、灯油ストーブやファンヒーター、エアコンなど、
その部屋の〈空気〉を温める暖房。

 

 

2つ目がコーヒーカップを温める原理と同じで
〈躯体・家の床、壁、天井など〉を温める暖房。

蓄熱式暖房機や本格的な床暖房になります。

分かりやすい事例を言えば、例えば石油ファンヒーターやエアコンで
長時間部屋を暖めていても、換気のためにドアや窓を開ければ

「せっかくの温かい暖気が瞬時で逃げてしまいますよね。」

結局これは灯油や電気エネルギーを使って「その場の空気を温めている」だけになります。

 

しかし、一方、コーヒーカップと同じ原理で家の床や壁を温める、蓄熱式暖房機など
ドアを開けても熱は逃げることなく「じわじわととても心地よい暖気」を感じます。

 

実はパナットナカマツでは約15年前から蓄熱式暖房機をおススメして、
20数軒の方々にお買い上げ頂いています。

設置されているお客様のお家に何度か真冬に行かせて貰いましたが
最初はあまり強く感じない暖気ですが、時間が経てば経つほど、
身体の芯からじわじわと温かくなり、30分もすれば半袖一枚でも
充分な温かさを感じる事が出来ました。

(決してオーバートークではございません)

蓄熱式暖房機の原理は簡単で、
オール電化の電気料金契約などで深夜の電気代が安い時間帯に
暖房機本体の電気ヒーターで
「少し特殊な欧州製の耐熱レンガに熱を貯め、それをじわじわと放出」する
仕組みになっています。

 

私が知る限り、特に蓄熱式暖房機は「最強」と言ってもよかったのですが

 

ここに来て大きく事情が変わってきました。

 

実は昨今の環境変化から来る、電気代の値上げが激しく、
15年前の深夜電力料金の
約2倍になった電気代ではコストパフォーマンスが出来ず、
最近では設置されている方から使い方のご相談や、
中には取外しをやむなくご決断された方もおられます。

暖房機に限らずですが機器の持っている能力・効果も大事ですが、
それを使うための「コスト」もやはり大きなポイントであることが良く分かる事例です。


【一生懸命、暖めても

とても大切で光熱費にも大きく関係する事なのにあまり知られていないのが
「窓から逃げる(入る)熱量」です。

特に冬場だと概ね50%の熱量が窓から逃げています。

余談ですが真夏だと反対にエアコンを掛けても「なんと、70%前後」。
窓から熱が入ってくるようです。


 

窓ガラスが1枚の単板ガラスなどの場合、熱の流入は特に顕著にみられます。
新築住宅では見かけますが窓ガラスが「2重」になっていて、
なおかつ、
断熱効果が高い「Low-Eガラス」にすると熱の流出入はグンと抑えることが出来ます。

(国からの補助金も出る場合があります)

窓の断熱を上げることで
「暖房や冷房効果はグンと上がり、電気代、光熱費はグンと下がる。」訳ですね。

これは暖房を考える場合、大きなポイントになってきますね。


【湿度と体感温度】

意外と知られていないのが、湿度と体感温度の関係です。
寒い時期は乾燥が激しく、部屋の湿度も低くなっています。

例えば、エアコンで28度の暖房をしていても、
湿度が20%と50%だと体感温度は「2度」も違ってきます。

なので加湿器などを併用して、部屋の湿度を50%前後に上げることで
快適さはかなり違ってきます。

また、エアコンをつけっぱなしだと乾燥しがちなので
身体の為にも適度な加湿は大事ですね。

そう言えば

昔、どこの家でも石油ストーブにやかんを乗せてましたよね。

今思えばあれって実はかなり機能的な事であったわけですね。

 

【今のご時世・理想の暖房とは

寒い冬を快適に過ごしたいと誰しも思います。
ここまで色々と話しましたが、暖房を考えるにも、たんに暖房機だけでなく、
時代と共に大きく変わる環境に合わせて少し工夫をした方が良いと思います。

●電気代、灯油代光熱費




●火のない暖房・安全性

●手間の掛からない快適性(灯油を買いに行く、灯油を入れる手間など)

●暖房機だけでなく遮熱性や湿度との関連

上記の事を考えて、あくまでも中松個人の見解ですが、
私が思う「理想の暖房」は、

まず暖房機はパナソニックエアコンの中でも最も電気代が安く
これまでのエアコンでは感じられない強力な暖房能力
しかも、エネチャージ機能で「すぐに暖まり、途中で止まらない」
XSシリーズエアコンが最適!

そして断熱窓を装備した部屋で、加湿器を使いながら暖を取るのが理想的と考えます。

これから3月までが一番寒い時期となります。
まずは安全と健康、そして快適性、さらに家計にも優しいコトをお考えください。


いつもながら話が長くてすみません。
最後までお読みいただきありがとうございました。