2024年 初ブログ 「クリスマスイブは嫌い…」

 

 

# 2022年のクリスマスイブ

# 娘と息子の違い

# まさかの展開

# なんか感じ悪っ

 

皆様、あけましておめでとうございます。

いよいよ新しい年が始まりました。

 

誰もが2024年の新しい年初めを楽しみにされていたと思いますが、
お正月から信じられないような天災が降りかかりました。

 

また追い打ちをかけるように、
ちょっと信じられないような飛行機事故もありました。

 

石川県では今も毎日、生死をさまよう戦いが繰り広げられています。

必死で頑張っておられる方々の姿を見ると大変心が痛い想いです。

 

自分として何かできないかと、1日の夜から業界人と共に準備を始めましたが、
皆さんもご存じのように救援物資が届けられず「今は静観すること」となり、
歯がゆい想いです。

1日も早く、平穏なくらしが出来るように心よりお祈りいたします。

 

少し気持ちを切り替えて、今年の抱負と言いますか
自分なりの考え方を述べると、

 

①まず健康であること

 

②イライラしないこと

 

③仕事に結びつく新しいことにチャレンジする

 

この3つについて頑張ってみようと思っています。

どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

 

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さて、2024年の初ブログは2023年かわら版・1月号に掲載した
「2022年・涙のクリスマスイブ」の続編として
2023年のクリスマスイブの我が家の出来事について綴ります。

 

少し時間を戻し、2022年のクリスマスの話を思い起こします。

 

2022年の12月、商売人にとって、師走である12月の平日に
プライベートを優先することは
非常識とされていますが、
めっぽう娘の頼みごとに弱い私は、娘と嫁を乗せて
23日朝から大阪へ向かいました。

 

大阪への移動中もお客様から何軒か電話があり、心中は
「もう一刻も早く帰りた~い!」

しかし、後ろに座っている二人にはそんな素振りを一切見せず、
心中とは裏腹に黙々と安全運転に徹しました。

そしていくつかの娘の頼み事も終え、超特急でお店に帰り、すぐに仕事に向かいました。

 

その日の事を振り返れば、自分で自分の頑張りに対して評価は出来ませんが

運転しながら、背中からはお父さん頑張ってますよ、オーラを全開で出していました。

(果たして二人は気づくのか?) 

 

幸い、手際よく仕事も終え、嫁から与えられた次のミッション
「息子を迎えに田辺に行くこと」の指示を受け車を走らせました。

 

車中で息子が私に向かってこう話してきました。

 

息子
「お父さん、今夜はクリスマスイブやけど、サンタさんてほんまにいてる?」


「陽(ひかる)、なんでそう思うん?」

息子
「いや、ほんまはサンタさんは居らんくて、
本当はお父さんやお母さんがプレゼントしてくれてるんとちゃう?」 

と、このように、息子は1年前とは違い現実的な話を私に持ち掛けてきました。

おそらくネットか何かで調べたようで息子は確信している様子でした。

 

この話をして私は

「そうやな、子供達も少しずつ大人になって来て、サンタさんは夢の中の話だということを
もう二人とも
分かったんやろな。」

と思いました。

 

まさかこの思い違いが悲劇を起こすとは私はこの時、知りませんでした。

 

そしてイブの夜、家族でささやかなパーティーをし、
ケーキが苦手な私は早々と就寝準備。
ぐっすりと眠りに落ち、午前2時頃、トイレに行くために起きました。

 

部屋を出て廊下に出るといつもは置いてない椅子が娘の部屋の前にあり、
その上にはクリスマスケーキと水色の封筒が置かれてました。

 

 

「なんやろ?」と思い、封筒をよく見ると
おもて面には「サンタさんへ」と書かれていて、
裏面には

「お疲れ様です。ケーキは召し上がって下さい。」

と書かれてました。

 

その時、私の心中は

「な~んや結局、娘もお父さんがサンタさんやと分かってて、
昨日、大阪へ連れて行ったお礼やな。なかなか手の込んだ演出や!」

と思い、

せっかくなので一口だけ食べて、封筒に「ありがとう。」と書いて再び眠りました。

 

朝の6時頃でしょうか、少し目が覚めてウトウトしていたら娘が部屋に急に来て、
むちゃんこ激怒している様子で

「お父さん、廊下に置いてたケーキ食べたやろ!?」と一言。

瞬間的に夜中にした自分の行動が勘違いと言う事を察し、大人げなく思わず

「し、知らんでお父さんとちゃうで!」と。

 

「せっかくサンタさんに用意したのに!」と怒りが収まらない娘に、

「きっとサンタさんが食べたんとちゃうか(-_-;)」と返すと疑わしそうな視線を残し、
娘は部屋に帰っていきました。

 

結局、息子と違い娘はまだほんまにサンタクロースがいると信じていて、
私に対してのねぎらいも何もないことを知り一人「なんやねん😢」と涙を流したのが、
2022年の我が家のクリスマスの出来事でした。

 

 

そして2023年のクリスマスイブの夜、
実は私はすっかりと2022年の事を忘れていました。

 

また息子からは「お父さん、クリスマスプレゼントにゲームソフト買って」と
超現実的なオファーもあり、流石に中3の娘も今回は同じと思いこんでいました。

 

今年のイブの夜も昨年と同じで夜中に目が覚め、廊下に出ると

まったく昨年と同じ光景がそこにあり、痛かった出来事を瞬間的に思い出しました。

 

しかし、私もそんなにアホでもなく学習能力もあるので、記念に写真を撮り、
置かれていたケーキと封筒を見るだけにしました。

 

トイレを済ませ部屋に戻るとすぐに嫁がまるで私の行動を疑うように、

「お父さん、廊下のケーキ食べてないよね?触ってないよね?」

と、なんか感じの悪い言葉。

 

 

「わ、分かってるよ!なんもしてないよ!」と私。

心中では何もしなくて良かったと胸を撫でおろしました。

 

去年といい、今年といい、クリスマスイブは嫌いやなと思いながら再び眠りにつく私でした。

 

もちろん2023年も私にはサンタさんはやって来ませんでした。😢

 

 

と、いい年をしたおっさんがクリスマスイブのたびに苦い思いをする
我が家の出来事でした。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

私としては日夜、四六時中、家族の為に一生懸命頑張っているつもりですが
なかなか報われる事はないようですね。(笑)

 

2024年、始まりました。

 

今年も多岐に渡り頑張っていこうと考えています。
ぜひ皆様にとって有意義な1年となるようにお祈りいたします。